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薄毛の原因と対策は?7つの原因と優先して行うべき2つの確認項目

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薄毛の原因アイキャッチ

[chat face=”man_question.png” name=”” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=””]なぜ薄毛になるんだろう?薄毛の原因にはどんなのがあるか知りたい。[/chat]

こんなお悩みにお答えします。

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「薄毛かもしれない」と思ったらすぐに対策しようとするのではなく、その前に薄毛の原因について理解しておきましょう。

なぜなら、薄毛には考えられる原因が複数あり、その原因によって行うべき対策も変わってくるためです。

薄毛の原因について正しい理解があれば、余計な時間や出費をかけて回り道することなく、最短で薄毛を改善するための対策が見えてきます。

今回は、「薄毛の7つの原因と優先して行うべき2つの対策」について詳しく解説します。

目次

薄毛の原因はこの7つを確認しましょう

薄毛の原因として考えられるのは、以下の7つです。

  1. 男性ホルモン
  2. 遺伝
  3. 頭皮の血行不良
  4. 生活習慣の乱れ
  5. ストレス
  6. 外的刺激
  7. 間違ったヘアケア

ここから1つずつ順番に解説していきます。

男性ホルモン

男性ホルモン「ジヒドロテストロン(DHT)」は男性型脱毛症の原因と言われています。

男性ホルモン「テストステロン」が血液を流れて細胞内に入ると、「5αリダクターゼ」という酵素によって「ジヒドロテストロン(DHT)」に変化します。

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ジヒドロテストロンが作られる仕組み

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男性ホルモン感受性毛包の毛乳頭細胞には男性ホルモン受容体が存在するが,髭や前頭部,頭頂部の毛乳頭細胞に運ばれたテストステロンはII型5α―還元酵素の働きにより,さらに活性が高いジヒドロテストステロン(DHT)に変換されて受容体に結合する.

引用元:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」

 

男性ホルモンの作用は髪の毛の根っこにある「毛乳頭細胞」で行われます。

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思春期になり男性ホルモンが増えると毛乳頭細胞から「TGF-β1」という因子が出て、髪の毛の細胞分裂を強力に抑制し、脱毛が生じます。

[jin_icon_check color=”#2294d6″ size=”20px”]脱毛が生じる原因はヒゲが濃くなる仕組みの逆?!

男性型脱毛症が生じる前頭部の毛乳頭細胞を観察した実験では、男性ホルモンでヒゲが濃くなるのと逆の現象が起きていることがわかりました。

前頭部 ヒゲ
脱毛する 毛が濃くなる
角化細胞の増殖を抑制 角化細胞の増殖
TGF-β1
(脱毛因子)
IGF-1
(成長因子)

参考文献:板見智「専門医が語る毛髪科学最前線」(2009)

遺伝

1951年、解剖学者のハミルトンが男性型脱毛症の発症に男性ホルモンと遺伝が関係していることを突き止めました。

家系に男性型脱毛症発症者がいる人は、男性ホルモン「テストステロン」を投与すると脱毛が始まりました。

 

男性型脱毛症は「ジヒドロテストステロン」と「アンドロゲンレセプター」が結合することによって発症すると言われています。

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男性ホルモンレセプターの図2

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そして、「アンドロゲンレセプター」に関する遺伝子は母親から受け継がれるX染色体に含まれています。

男性型脱毛症の発症には遺伝と男性ホルモンが関与するが,遺伝的背景としてはX染色体上に存在する男性ホルモンレセプター遺伝子の多型や常染色体の17q21や20p11に疾患関連遺伝子の存在が知られている.

引用元:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」

 

遺伝で生まれつき「アンドロゲンレセプター」が多い人は「ジヒドロテストステロン」と結合しやすく、男性型脱毛症を発症しやすいと考えられます。

頭皮の血行不良

血液の流れが悪くなると、髪の毛の成長に必要な成長因子や栄養が届きづらくなり、髪の毛の細胞増殖が促進されません。

▼血行不良の要因

  1. 運動不足
  2. 睡眠不足
  3. 偏った食生活

血行不良を防ぐには、できるだけ体を動かし十分な睡眠を取るようにしましょう。

生活習慣の乱れ

睡眠不足の男性

男性ホルモンが増えると髪の毛の毛乳頭細胞で成長因子が作られ、その成長因子が角化細胞を刺激して髪の毛の成長が促進されます。

睡眠不足になると成長ホルモンの分泌量が減るため、髪の毛の成長が妨げられてしまいます。

とくに午後10時〜午前2時は成長ホルモンの分泌量が最大になるため、できるだけこの時間帯は睡眠に充てるのが望ましいです。

成長ホルモンの分泌は徐波睡眠後30分で最大となり、時間帯では午後10時から午前2時に最大になるとされています。成長ホルモンは子供では成長を促しますが、大人では日中の心身の疲れ、ストレスを解放、組織を修復、老化の進行を抑制します。

引用元:小白川至誠堂病院「睡眠」

 

また、過度なダイエットや偏食などで栄養バランスが悪くなると、髪の毛を作るのに必要なタンパク質やビタミンが不足し薄毛や抜け毛につながります。

ストレス

強い精神的ストレスが直接的に薄毛の原因になるわけではありません。

「強い精神的ストレスを抱えると円形脱毛症になる」と信じている方が多いかと思いますが、実際にはストレスが全くなくても円形脱毛症を発症する人もかなり多く、科学的根拠は乏しいです。

今もってAA(円形脱毛症)発症と精神的ストレスとの直接の関連性についての科学的根拠は乏しい.一方で脱毛症状と精神的な負担の関連性についての報告はあるが,安易にAAとストレスの関与を唱えるべきではない.

引用元:日本皮膚科学会「日本皮膚科学会円形脱毛症診療ガイドライン2017年版」

 

とはいえ、ストレスが薄毛と全く関係がないかというと、そうとも言い切れません。

強いストレスによって自律神経の乱れや運動不足が生じ、その影響で血行不良になり髪の毛に栄養が届きにくくなれば、抜け毛が増える可能性が高くなります。

外的刺激

頭皮環境の悪化につながる外的刺激には以下の3つがあります。

  1. 紫外線
  2. 洗浄力が強すぎるシャンプー
  3. 頻繁なパーマやカラー

 

紫外線を浴びすぎると「光老化」が進み、頭皮の老化が加速してしまいます。

通常の老化は年齢と共に身体の生理的機能が損なわれていくことですが、光老化は慢性の紫外線傷害です。これは加齢によって起こる老化とは質的に違う変化で、加齢による老化に上乗せの形で起こります。

引用元:日本皮膚科学会「皮膚科Q&A」

 

育毛シャンプーは頭皮の洗浄に重きを置いている反面、肌が敏感な方にとっては刺激が強すぎて頭皮が傷ついてしまう可能性があります。

同じ理由でパーマやカラーの回数が多すぎると、「刺激性接触皮膚炎」や「アレルギー性接触皮膚炎」などが生じ頭皮環境の悪化につながります。

間違ったヘアケア

間違ったヘアケアを行うと、ケアするどころかむしろ頭皮環境が悪化してしまいます。

よくある間違いとして、たとえば以下の2つがあります。

  1. シャンプーの回数が多すぎる
  2. つめを立てて洗う

シャンプーの回数が多すぎると、必要な皮脂まで落としてしまったり頭皮が傷つきやすくなってしまいます。

つめを立てて洗うと頭皮が傷つきやすくなります。髪を洗うときは指の腹でやさしく洗いましょう。

薄毛の対策は優先順位が高い順に行いましょう

薄毛の原因ごとに対策をまとめました。

薄毛の原因 薄毛の対策
成長ホルモン 薄毛のチェックリストに当てはまるか確認する
遺伝 家系に薄毛の人はいないか確認する
頭皮の血行不良 運動する習慣をつくる
生活習慣の乱れ 睡眠時間を確保する
タンパク質やビタミンを摂取する
ストレス ストレス発散
(運動する、友人に会うなど)
外的刺激 紫外線を浴びすぎない
日焼け止めを塗る
頭皮にやさしいシャンプーを使う
パーマやカラーをやりすぎない
間違ったヘアケア シャンプーは1日1回
指の腹で洗う

 

上記で挙げた原因で薄毛に直接関係しているのは「男性ホルモン」「遺伝」の2つで、それ以外は薄毛のリスクを高める要因であって直接の原因ではありません。

そのため薄毛の対策として優先順位が高いのは、以下の2つです。

  1. 薄毛のチェックリストに当てはまるか確認する
  2. 家系に薄毛の人はいないか確認する

生活習慣の改善やストレス発散が髪の毛に良いのは間違っていませんが、それらの対策が直接的に薄毛を治すことにはなりません。

 

以下の薄毛のチェックリストで複数当てはまる場合は、薄毛が始まっている可能性があるため、早めに一度専門医に診てもらうことをおすすめします。

[box01 title=”薄毛のチェックリスト”]

  • 頭頂部の髪の毛が薄くなった
  • 前頭部(生え際)の髪の毛が薄くなった
  • 額が広くなった
  • 以前より抜け毛が増えた
  • 以前より細い毛が増えた
  • 髪の毛のハリ・コシがなくなってきた
  • 父方もしくは母方の家系に薄毛の人がいる

[/box01]

まとめ:薄毛の原因は男性ホルモンと遺伝でそれ以外はリスク要因

今回は、薄毛の7つの原因と優先して行うべき対策について解説しました。

薄毛の原因として考えられるのは以下の7つです。

  1. 男性ホルモン
  2. 遺伝
  3. 頭皮の血行不良
  4. 生活習慣の乱れ
  5. ストレス
  6. 外的刺激
  7. 間違ったヘアケア

 

このうち薄毛に直接関係しているのは①男性ホルモン②遺伝の2つで、それ以外は薄毛のリスクを高める要因であって直接の原因ではありません。

そのため、薄毛の対策として優先順位が高いのは、①男性ホルモン②遺伝の2つの原因が当てはまるか調べることです。

生活習慣の改善やストレス発散が髪の毛に良いのは間違っていませんが、それらの対策が直接的に薄毛を治すことにはなりません。

 

「薄毛かもしれない」と気になったら、早めに専門医に診てもらうのがよいでしょう。

なぜなら男性型脱毛症は進行性であるため、そのまま放っておいて自然に改善することはないからです。

薄毛ではないと知れれば安心して過ごせますし、薄毛なら早めに治療開始するほど改善の見込みがあるので、どちらにしてもただ薄毛を心配し続けるよりずっといいはずです。

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ビビリ
AGA治療歴5年
25歳のときに友人の一言がきっかけで薄毛に気づく→育毛サロンに26万円かけて1年間通うも効果なし→銀クリでフィナステリドとミノタブを服用して3ヶ月で薄毛が改善→ミノタブをやめたら生え際が薄毛に戻る→3年以上塗りミノとフィナステリドで維持
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